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  • パニック障害

    | パニック障害

    先日初めての方から電話で、親子2人で整体の予約を取りたいと
    いう問い合わせがあったのでなにも考えずに、通常通り予約をお取
    りしたのですが、当日用紙に住所や氏名を記入していただくと、香

    川県の住所が書かれていましたので、何かこちらに来る用事のつい
    でに、予約を取られたのかな?と思いお聞きしましたら整体を受ける
    ためにわざわざ四国から来たという事でした。

    どうやら「二宮整体アカデミー」で検索されて、僕のホームページに
    辿りついたそうです。それはそれは、遠い所からよくお越しになら
    れました。という想いと同時にそれを知っていたら香川県でもセミナ

    ーや整体操法をしているメンバーがいるのでそちらを紹介したのに・・と

    色々と複雑な心境になりました。以前にも僕のホームページ
    を見て四国から来られた方がおられたのですが、本当にわざわざ

    来ていただくのはありがたいのですが、いくぶん遠方ですので四国
    のメンバーの方を紹介いたしました。

    四国のメンバーも毎月芦屋のセミナーに来られ勉強熱心でとても

    上手なので、今回も香川県で操法をしている方がいる事をお伝えし、
    そちらを紹介しました。

    でもとりあえず今回は折角なので、こちらで操法することになり症状
    をお聞きすると、二人とも度合いは違えど「心臓が急にドキドキする」
    「急に不安感にさいなまれる」「手がひどい時には一日中震える」な
    ど、「パニック障害」にみられる症状でした。

    そして地元でも、色々な病院に行かれたそうですが、どこに行っても
    自律神経失調症と言われ、効きもしない適当な薬ばかり出され嫌気
    がさしていたところに、2年程前に購入して、気にかかっていた二宮

    先生の「超整体健康法」を引っ張り出し、今回意を決して来られたと
    いう事でした。

    二宮式整体では、パニック障害でも精神的な異常ではなく、やはり
    背骨の異常とみて操法していきます。そういう方というのは副交感
    神経に関連している右の骨盤が下がっており、自律神経の急所で

    ある胸椎の8番が硬直しておりますので、右の骨盤を上げてやり
    胸椎8番に弾力をつけてやるようにしていきます。そして交感神経
    に関連している左側の緊張をとり弾力が出るようにしていくのです。

    僕たち「二宮式整体」をしている者からすれば、当たり前の事なの
    ですが、整体を知らない世間一般の方からすれば、そんな簡単な
    事で変わる訳が無いと思われるかも知れません。

    しかし、僕も何人も「パニック障害」の方を診ましたが、皆さんそれ
    で改善されていきます。

    だから僕はそれだけの為に何時間もかけて遠方からお越しになる
    事に気が引けるので、お近くのメンバーを紹介するのですが、逆に
    言えば世間一般の病院などでは体を診ずに症状ばかりを追いかけ

    ているので、薬ばかりを出し当の本人たちは、結局藁にもすがる思
    いでわざわざ遠方までお越しにならないといけないという事に僕は
    もっともっと「二宮整体」が世の中に浸透していかなければならない
    必要性を感じました。

    またある方は、大阪市内の50代の男性ですが、10年程前から「パ
    ニック障害」になり、色々な病院や精神科に行くも改善されず、検索
    しているうちに僕のホームページにヒットし来られました。


    「過呼吸」や「動悸」「急な不安感に襲われる」という事でした。電車
    でも各駅停車のようにしょっちゅうドアが開く列車なら乗れるのですが
    準急や快速などではとにかく不安になり、乗っていられないという
    事でした。

    だから出張などの仕事はすべて断ってこられたそうです。
    車の運転でも、もちろん一人では乗れず、奥さんと2人なら乗れるの
    ですが、それでも橋の上などで渋滞した時には、急に不安になり

    パニックの症状が出て、橋を渡ったところで脇に車を止め、症状が

    落ち着くのを待たないと運転出来なくなるという事でした。

    しかしその方も、先ほどと同じような操法をし、体が整ってきますと
    2、3回目からはまったく症状が出なくなり今では新幹線にのり全国
    に出張に出かけておられます。今度は海外にも行くと仰っていました。

    この事からも分かる通り、精神と体というのも別々ではないので精
    神科で薬ばかり貰うのでは無く、体を整えることで何かしら改善され
    ていきますので、同じような症状で困っておられる方は、もちろん僕

    のところへ来て下さっても結構ですし、もし遠方でしたら、なるべく近
    くで「二宮式整体」の操法をしている方をご紹介いたしますので、お
    気軽にメールなどで連絡くださいませ。


    過去に書いたブログなどはもう誰も読んでいないと思っていたのです
    が、以外と読んでいただけているようなので、いつの日か僕がこのブ
    ログを書いた事も忘れた頃に「パニック障害」で悩まれている方が

    何かの縁でこのブログを読まれた時に、本当の原因はこういう事な
    んだと気づいていほしいという思いで今回は書いてみました。

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    今の時期は夏場にむけて骨盤がどんどん開いていき、交感神経
    の働きが落ちて、ヤル気がなくなり一般に「五月病」と言われる方
    が増える傾向にあるのですが、最近立て続けに3人ほど「パニック
    障害」の方が来られたのでその事について書いていきたいと思い
    ます。

    皆さん遠方から、このホームページを見て来られたとの事でした。
    頑張って書き綴った甲斐があるというものです。

    こう立て続けに来られると、昔のような肉体的な疲労から現代的な
    一日中パソコン作業などで体を動かさず、頭だけが疲れたりして精
    神的に疲労している方が多くなったという事を実感します。

    皆さん、今まで色んな治療を受けて来られたとの事でした。
    ある人は「催眠療法」も受けたと仰っていました。
    僕も興味がありましたので、お聞きしますと結構な高額料金で何回
    か続けたら絶対に治るとの事だったそうです。

    内容はと言いますと薄暗い部屋でなにか怪しい雰囲気の事をして
    いたとの事でした。それで、「催眠術にかかりました?」とお聞きす
    ると「眠たくはなったけどかかりはしなかった」との事でした。

    そんな事なら僕が操法をしていたら「一瞬寝ていましたわ」とか座り
    ながら操法している最中にもコックリコックリ船を漕いでいる方が時
    々おられるので、僕の方が催眠術をかけるのが上手なのではない
    かと思ったりしました(笑)

    パニック障害の方の体を診ますと、交感神経に関連している左側の
    緊張がきつく骨盤の弾力だとか、足首の動きが随分悪くなっており、
    副交感神経に関連している右側の骨盤が下がって副交感神経の働

    きが落ちています。また自律神経に関連している胸椎8番に弾力が
    なく動きが鈍くなっていますので、そういうところを整えていくと状態
    がよくなってきます。

    ただ精神科の薬を長年服用している方は時間がかかるようです。
    なぜなら精神薬というのは依存性がきつく、なかなか止める事が出
    来ないのでまず少しずつ薬の量を減らしていくところからやっていか
    ないといけないからです。

    パニック障害のように交感神経が緊張しすぎている方は左側の親指
    に力が入り過ぎていますので今回来られた方もいつもスニーカーの
    左側の内側だけが磨り減ってくると仰っていました。

    またある方は、真っ直ぐに歩いているつもりだけどもどんどん右側に
    コースがずれていくと仰っていました。皆さん何かそういう違和感とい
    うのがあるようです。

    緊張状態になると脚の内側に力が入る感覚は皆さん無意識のうちに
    やっているので分かりにくいかもしれませんが、女性ならスカートを履
    いている時に電車などでイスに座ると膝を合わせて座りますよね。
    しかしそのまま居眠りをしてしまいリラックスした状態になると脚がパッ
    カンと開いてくるような状態の事です。

    高齢の方は、スカートを履いてバス停で居眠りもしていないのに脚を
    開いて、おしゃれな膝下までのベージュのパンストを履いて座ってい
    るのをよく見かけますが、アレを見ると、とても愛おしく切なく悲しい気
    持ちになります。

    恐らく彼女達もピチピチと若かった頃、ミニスカートなどを履いてデート
    していた時にはキチンと両膝をつけて座っていたはずです。恐らく、多
    分・・・そう願いたいものです。

    スカートを履いて両膝を閉じて座るというのは大変だという事は良く分
    かります。
    僕も二十歳頃の頃、柔整の学生時代に女装をしてパンストを履き、ス
    カートを履いた事があります。そうです隠れてそういう趣味を持ってニ
    ヤニヤと楽しんでいたのです。冗談です。本当は履きたかった訳では
    無く無理やり履かされたんです。本当ですよ(笑)

    あれはクラス別で催し物をするのに、僕らのクラスはクイズか何かだ
    ったと思うのですが、その成績の一番悪い人にスカートを履いてジュ
    リアナ風な扇子を持ち女装をした二人組みがキスをしに行くという
    ものでした(みんな自分がやるとは思わないので、好き勝手にソレは
    オモシロイと勢いだけで色んな意見を出していました)

    その女装をする二人をクラス30人位からジャンケンで決める事に
    なったのですが、まさかその大人数からジャンケンに負ける二人に
    入るとは想像もつきませんでした。
    それに、女装をする事が決まった事もショックでしたが、あまりの自
    分のジャンケンの弱さにショックで「ポツダム宣言」を受諾した時の
    ようにしばらく立ち直る事が出来ず、もう涙が止まりませんでした。

    もう最悪です。クイズで負けてキスをされる人より、女装をさせられ
    クラスメートの女性にアイシャドーだの、口紅だのメイクをされた僕
    たちの方がよっぽどの罰ゲームでした。

    しかしやるからにはベットリ口紅のついた唇で、思いっきりキスして
    やりました(もう地獄絵図です)

    でもその時に女性用の長いカツラを被り、メイクをした僕の顔は女性
    からも結構「かわいい」と評判でした。僕もトイレの鏡に写る女装した自
    分の顔に見とれてしまい、ついつい「う、美しい・・・」と声に出してしまっ
    て、ポッと頬を赤らめていましたが、あの時によく思いとどまって、オネ
    エの道に進まなくて良かったと本当に思います。

    その時に初めてスカートを履いたのですが、なんとなく内股にキュッ
    と力が入りなんかいつもと違う変な感じがしたのを覚えています。
    しかし普段スカートなど履かないので、疲れてすぐに脚を開いてしま
    いクラスメートから「ちょっと脚くらい閉じろや」と何度も言われたの
    を覚えています。

    普段ズボンを履き替える時に、パンツを見られてもなんとも無いのに、
    スカートを履いた途端に、自分の中の母性が目覚め、なぜか中のパ
    ンツを見られたくなくなったのもなんとなく覚えています。不思議なも
    のです(笑)

    そんな事はどうでもいいのですが、兎に角、交感神経が緊張してし
    まっている時には左の親指に力が入り、左側の肩が高くなり緩まな
    くなっているはずなので、「パニック障害」でお悩みの方は、一度ご
    自身のそういう体の細かい所を観察してみて下さい。

    精神科の薬ばかり飲むのではなく原因はそういうところにあるとい
    う事を知っていただきたく思います。

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